2007年08月09日
五条坂 陶器祭

器を眺めたからといって味がするわけでも、腹がふくれるわけでもない。
ジョッキを見つめて、おかわりのタイミングを窺う方が遥かに重要である。
なのに家で皿の一枚でも割ろうものならオバハンの頭から角が生え、偉そうに怒り出す。たいして高価でもない皿ですら・・・。
それが私には分からんのだ。
どうも陶器というのはお高くとまっているような気がしてならない。
皿や器の価値より、その存在に慄く人間の精神的脆さに驚愕し、手が震えるというものだ。
だから私は絶対に皿や器に触れない。
夏の風物詩、京都五条坂の陶器祭。
この祭りにはアホ丸出しのバカギャルや、群がれば天下一品のゴキブリ小僧がいない。
実に風情が感じられる良い祭りである。
ビールを飲み、イカ焼きを食い、ちょっと斜めに清水焼きなんかをチラ見する。
で、ちょっと買い物なんかしたりして。もちろん触れない。裏返して見るなどもっての他である。
指差して値段交渉。それだけで充分である。
そして我が家の食器棚がまた少し手の届かない領域へと動いたのであった。
なんだかんだ言いながら翻弄されてしまった一日。
八朔
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2007年09月04日 ジョッキの感想







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