2006年12月29日
黒田庄和牛

年の瀬に豪華な贈りものをいただきました。
黒田庄和牛とはあの格式高い神戸牛の元となる由緒正しいビーフである。当然のことながら日頃、私などが食するスーパーの肉とは値段が桁ひとつ異なる。
目の前に肉となれば食うしかないのだが、どうしたものかと思案してしまうところが情けない。写真を撮り、臭いを嗅ぎ、腹を壊さぬかと体調を考えてしまうのも、また貧乏臭い。
慎重なる家族会議の結果、今夜はすき焼きと決定。
いざコンロに火を点けた瞬間、緊張したのか手が震え、溶き玉子を買ったばかりのジャージに丸々こぼしてしまう。
奇声を発しながらズボンを履き替えている間に肉が焦げ、またまた大騒ぎ。
その肉に触ることは許さんとばかりに熱い視線が飛び交う食卓。
なんとも疲れる夕食であった。
しかしいい肉とはあんな味がするのだなと身をもって体験できたのである。
八朔







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